氾濫する動物虐待動画ーメディア記事


動物虐待動画を作成し流通させたヒューストンの男に懲役20年(アメリカ)

動物虐待動画を作成流通させて懲役20年の刑となったブレント・ジャスティス

Chron.com2018年6月13日

https://www.chron.com/houston/article/Sentence-for-Houston-man-involved-in-animal-12945098.php より引用(原文英語) 

 2016年5月、ブレント・ウェイン・ジャスティス(Brent Wayne Justice)56歳は、2010年2月から2012年8月までの間に子犬、鶏と子猫の拷問と殺害を撮影した動画を作成し流通させた件で有罪判決を受けた。 

 彼は一連の動画で動物の拷問を撮影し、そこには女性が小動物をクラッシュ(虐待)し、殺している行為が映っていた。 

 彼は最初50年の懲役刑を言い渡されたが、減刑されて20年となった。   

 

「これらの動物が苦しんでいた拷問は理解できません」と地方検事で動物虐待部門の責任者ジェシカ・ミリガン氏はこう話した。「裁判所は、当初の「致命的な武器使用」の適用に同意しなかったが、これらの犯罪に対し最大限の判決が下されたことをうれしく思います」   

 

事件詳細(英語) 

2016/8/18 アメリカ司法省公式ホームページ 

https://www.justice.gov/usao-sdtx/pr/houston-man-sent-federal-prison-producing-and-distributing-animal-crush-videos   

 

※2010年アメリカでは「クラッシュビデオ(動物虐待を描写したビデオ)禁止法」が制定された。動物虐待動画を作成したブレント・ジャスティスは減刑されたものの、懲役20年という重い刑罰を受けたことに注目して欲しい。日本には現在、動物虐待動画を規制する法律がない。